最近はまっていることがある。
それは「やらないことを決める」ことだ。
午前中にメールは見ない、人から頼まれた自分じゃなくても出来る仕事は断る、本を全部読みきらない…
やらないことを決めると、やるべきことが見えてくる。
頭の中がスッキリしてやらなくてはいけないことに注力できる。
「やらないことを決める」ことは仕事でもプライベートでも、自分らしく生きるためにとても有効だと日々実感している。
ただ一つだけ困っていることがある。
それは「どうでもいいけど、やらなくてはいけないこと」が完全に頭から抜け落ちることだ。
例えば保育園などへの書類提出。
自分にとっては全然興味がなくワクワクもしない「どうでもいいこと」だけど、親としてやらなくてはいけないことだ。
仕事となるとこれがもっと増えてくる。
事務書類の作成や各種処理作業など、どうでもいいしやめたいけど、どうしてもやめられない仕事というのは残ってしまう。
最近これらのタスクが頭の中から完全に抜けて落ちており、期限を過ぎてから気づくことが増えた。
多少期限を過ぎても問題ない仕事も多く、今の所大きな問題はないけど後からタスクに気づくのは精神衛生上も良くない。
かといってどうでもいいタスクを日々きっちり管理し始めると、せっかくスッキリしている頭の中に異物が残ることになる。
仕事で使うアプリとプライベートで使うアプリが異なるもの良くない。
仕事ではOutlookをメインで使用するが、プライベートでは妻と予定を共有できるTime treeというサービスを主に使っている。
個人的なメモや日記はNotionに書き出している。
一度全てをNotionで管理しようとしてみたが、どうも自分はNotionでタスク管理をうまく行うことができなかった。
現時点の対策としては、タスクが発生した瞬間にOutlookかTime treeに入力することにしている。
一日の内、どちらとも確認しない日は無いのでこれで抜け落ちる隔離は減らせるかな。
ただ最近メール確認の時間を極力減らしているので、メールから発生したタスクの入力そのものを忘れてしまうこともある…
自己啓発本を見るとだいたい次のように書いてある。
「忘れるような仕事は重要じゃないからやらなくてもいい!」
「どうでもいい仕事は人に振ろう!」
でも現実はどうしてもやらなくてはいけない、けどどうでもいい仕事が残ってしまう。
如何にコストを割かずにこれらのタスクを処理するか、これが僕にとって今考えるべき「重要な仕事」だ。