表題のとおりなんです。
2021年5月からクラウドワークスでフリーランスのデザイナーとして副業をはじめました。
しかし全く稼げていません。
この記事では僕が現状どのくらいクラウドワークスで活動していて、どのくらい稼げていないか、自分なりに分析した原因を正直にお伝えしようと思います。
目次
クラウドワークスでの活動状況
僕はクラウドサービスで主にロゴデザインのコンペに参加しています。
コンペとはクライアントの依頼に対して、期日までに参加者が自由にデザイン案を提案し、最終的にクライアントが1案だけ採用案を決めるというものです。
2021年6月16日現在で既に60件のコンペに応募していました。
しかし採用件数は0件です・・・
参考までに応募したデザイン案を一部載せておきます。

コンペに落ちまくる僕のデザインがどの程度のレベル感なのか、参考になればと思います。
クラウドワークスのコンペで採用されるために僕に足りないもの
正直、完全に甘く見ていました。
少し活動すれば、月5万円くらいはすぐに稼げるだろうと思っていたんです。
しかし一向に採用される気配はありません。
今感じているクラウドワークスのコンペで採用されるために僕に足りないものを挙げてみました。
- クライアントの好みのデザインのテイストを見極める
- 全教科平均点を狙うのではなく、1教科だけでも100点を取りに行く
- 純粋に優れたデザインを制作する
クライアントの好みのデザインのテイストを見極める
1つ目に関してはクラウドワークスでは見極めが難しい部分があります。
クライアントの要望をどれだけ丁寧に読み込んでも、最後に採用されたデザインを見ると「全然言ってることと違うじゃん・・・」ということがよくあります。
デザインの制作前にクライアントへヒアリングができないため、真の意図をできる限り想像していく必要があります。
クラウドワークスを通じてクライアントへは連絡が可能なので、どんどん質問してみるのもいいのかもしれません。
全教科平均点を狙うのではなく、1教科だけでも100点を取りに行く
2つ目は僕が最も苦手としている部分です。
僕は自分で言うのもなんですがかなり器用な人間です。
大抵のことは人よりも早く習得することができます。
しかし、平均点に達した途端、それ以上の向上心が湧いてこないという側面もあります。
これがデザインコンペでは完全に裏目に出ています。
コンペでは何百案の中から唯一のデザインとしてクライアントへ選ばれる必要があります。
そのためには当たり障りのない薄味のデザインではなく、強い想いのこもった血の匂いがするデザインが必要なんだと思います。(派手なデザインが良いというわけではありません・・・)
僕の作るデザインからは血の匂いが感じられないのでしょう。
これは30歳を超えたあたりから感じている僕のコアな悩みでもあります。
純粋に優れたデザインを制作する
3つ目はシンプルな問題です。
やはり採用されるためには圧倒的に美しいデザインである必要があると思います。
稀に素人が制作したようなデザインが採用されることもありますが、殆どの場合は圧倒的なクオリティの高さが重要となります。
クラウドワークス副業でしっかり稼いでいくために
これまでコンペには2~3案程度応募するようにしてきました。
こっちのテイストを作ったから、もう一つは逆に振って・・・ということをしてきましたが、今後は徹底的に煮詰めた1案のみ応募するようにしてみようと思います。
網羅的にデザインを提案しても採用されることは無いと思うので・・・
定額制デザイン制作サービスなんてものが出てきたのでフリーランスデザイナーはますます厳しい
先日「定額制デザイン制作サービス」なんていう、フリーランスデザイナーにとっては恐ろしい怪物のようなサービスを見つけました。
いわゆるデザイン制作のサブスクです。
月15万~30万程度でWEBやグラフィックなどのあらゆるアウトプットが得られるようです。
企業によっては完全に元が取れてしまうのではないかと思います。
スピードやコスト面ではフリーランスデザイナーに勝ち目はないでしょう。
Youtubeがテレビを飲み込んだように、音楽配信がCDを過去のものにしたように、フリーランスデザイナーもデザイン制作サブスクに駆逐されるのでしょうか・・・
フリーランスデザイナーはしっかりクライアントに向き合い、泥臭くとも血の匂いのする仕事をしていくしか生き残る道は無いように思います。