僕は4ヶ月ほど前から読んだ本の書評を書いている。
これが非常に効果的だ。
いくつかポイントがあるので紹介していきたい。
内容の理解度が高まる
書評を書くつもりで本を読むのと、そうでない場合を比べると明らかに書評を書く場合のほうが内容の理解度が高まる。
これにはいくつか理由があると思う。
まずは読む段階から本のどの部分を書こうか、伝えたい部分はどこかといったことを考えながら読むからだ。
また書評をいざ書こうとすると理解が曖昧な箇所については再度調べることになるので、結果的に理解度が深まることになる。
自分自身の価値観の幅が広がっていく
よく勘違いされるけど、書評は本の要約ではない。
僕も始めは理解できていなかった。
書評とは本の内容を自分なりに理解し、自身の価値観や考えと照らし合わせて、自分はどう考えるか、何を伝えたいのかを書くことだ。
この作業を繰り返すことで、そもそも自分がどういう価値観を持っているのか。
どういう考え方に共感して、どういう考え方に反発を覚えるのか。
読んだ本の内容で肉付けされながら、どんどん価値観が広がり成長していく感覚がある。
違う本と本を繋げて理解できる
書評を書いていると本における重要なポイントだとか概要なんかはかなり明瞭に頭に残っている。
その状態で次の本、また次の本と読み進めていくと本と本の繋がり感じるようになる。
全く違うジャンルだとしても筆者が伝えたいポイントが似ていたり、コアとなる価値観が同じだということもよくある。
そうなるとますます読書のスピードは上がっていくし、内容の理解度も深まっていく。
書評を書きながら読書をすればするほど、読書が効果的になっていく感じ。
書評を行うことで読書による効果が最大化できる。
同じ時間をかけて本を読むんだから、せっかくならよりより効果が得られたほうがいいよね。
書評、おすすめです。