日記

書評/がんばらない働き方。グーグルで学んだ“10x”を手にする術

「日本人はがんばりすぎ」
本書の中で著者が何度もこう警告している。

上司から仕事をお願いされた時、無意識に「頑張ります!」と答えてないだろうか。
著者からするとこれは考えることをやめた、日本人の悪い癖らしい。
どんなに頑張ったところで仕事の成果を今の10倍にはできないだろう。
グーグルでは成果を10倍にするためにはどうすればいいか、本気で考えて取り組んでいるとのこと。
この本の中で著者は、10倍の成果を上げるためには不要な仕事を捨てて、インパクトのある仕事に注力する必要があると述べている。

著者の言う不要なものの中の一つが「ToDoリスト」だ。
多くのビジネスマンはToDoリストを使っているだろう。
むしろToDoリストを使いこなしていることが良しとされていると思う。
著者ははっきりと「ToDoリストはやめるべきだ」と言い切っている。
ToDoリストには目の前の大して重要ではない、インパクトの小さい仕事が並びがちだという。
結果、目の前の仕事をこなすだけの毎日を過ごしてしまうと。
著者はToDoリストをやめて「Not ToDoリスト」を作るべきだと主張している。
つまり「やらないことリスト」だ。
例えばメールに返信しない、電話に出ない、会議に出ない…といった内容をリスト化していく。
これだけ聞くと、そんなの無理に決まってると思うかもしれない。
ただ、ここで考えないといけないのはNot ToDoリストの本質だろう。
やらないことを決めると言うことは、言い換えると自分が注力するべき仕事をはっきりさせると言うこと。
自分がインパクトの大きい仕事をするために、今の10倍の成果を挙げるために、本当に取り組まないといけないことはなんなのか。
その取り組みに時間を割くためにやめるべき仕事はなんのか?
そう考えると僕は自然とNotoToDoリストを作ることができた。

この本を読んでからやめたことの一つ、それは「午前中のメール対応」だ。
僕はプロダクトデザイナーなので、僕の仕事の本質はクリエイティブなところにある。
しかし、毎日仕事を始めてから一日中常にメールをチェックしながらクリエイティブな作業を並行して行っていた。
改めて考えて見ると、一刻を争うような超急ぎの案件というものはメールではこない。
大抵がせいぜいその日のうちに確認し、対応すればいいような内容だ。
一方、人間の集中力というのは一日の総量が決まっていて、最も集中して仕事ができるのは午前中らしい。
ということは僕は午前中にクリエイティブな仕事に集中するべきだと考えた。
そのために午前中は一切メール対応しないことにした。
実際にこれをやってみるとすこぶる調子がいい。
メールを見ないだけで、これまでより深く集中することができた感覚がある。
午後からはメール対応もしていくので特に業務に支障をきたすこともなかった。
もう一つ思わぬ収穫だったのは、午前中に深く集中することで午後からもその集中力が若干持続していることだ。
午前中にメールを触らずに一度深く集中したことで、結果的に一日の全体の集中力が高まった。

今後ますます「自分にしかできない仕事」や「創造的な仕事」が求められるようになっていく。
普段から「Not ToDoリスト」をメンテナンスし、常に本当に集中して取り組むべきことを探究しよう。
勇気を持って「やめる」選択を続けていきたい。

  • この記事を書いた人

宗太

1987年生まれ。 地方在住デザイナー。 妻と息子の3人家族。 大学時代に教授から「いいモノを使いなさい」と言われてから物欲に取り憑かれる。 とにかく”モノ”が大好き。 物欲と少ないお小遣いの間で日々葛藤中。 悩み抜いて購入した商品を紹介していきます。

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