- 外構費の見積もり金額が思ったより安かったけど安心していいか分からない。
- ハウスメーカーの外構費見積もりがざっくりしてるので実例を知りたい。
- 外構費をもっと削減する方法を探している。
こんにちは宗太(@sota_chokin)です。
ハウスメーカーが出した見積もりの中の外構費についてしっかり中身を把握されていますか?
ハウスメーカーの外構費見積もりを鵜呑みにしていると痛い目にあいますよ。
僕がそうでした…
僕は2019年に子供が3歳になったタイミングで家づくりを行い、他にはない自分だけの理想の家を建てることができました。おかげさまでいくつか地方の住宅情報誌にも掲載いただいています。
家の写真はこんな感じです。
僕は外構費の見積もりと実際の金額がかなり違っていて困った経験があります。
今なら見積もりが甘くなる理由も分かりますが当時は全体の予算が決まっている中、なかなか外構費に回せる予算がなく苦労しました。
そんな経験をもとにこの記事では外構費の見積もりが甘くなる理由や、僕が何とか外構費を抑えた方法を紹介していきます。
記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 我が家の外構見積り金額と実際の金額
- ハウスメーカーの外構費見積もりが甘い理由
- 外構はコストダウンが難しい
- 少しでも外構費を抑えるための方法
目次
我が家の外構見積り金額と実際の金額
我が家の外構見積り金額と実際にかかった金額を公開します。
見積もり金額はこちら。
実際にかかった金額はこちら
見積もりが150万円、実際は190万円です。

この実際に掛かった金額は予算金額に近づけるために色々削減した結果なのであまり見積もりと変わらないんです。

それでは費用削減前に、外構に関する打ち合わせが具体化した際に出された僕の理想プランに対する見積もりも公開したいと思います。
なんと260万円!予算を110万円もオーバーしていました…
家づくりの始めから外構に対する具体的な要望はハウスメーカーに伝えていたのに、初期の見積もり金額と最終的な見積り金額が全然違ったんです。
予算に余裕は全然ありませんでしたので、なんとかして外構費を抑える必要がありました。
ハウスメーカーの外構費見積もりが甘い理由
ハウスメーカーの外構費見積もりが甘い理由、それはハウスメーカーが直接外構工事をするわけではないからです。
僕が家を建てたハウスメーカーでは提携している造園業者が外構の施工を行いました。
しかし家づくり初期の見積もりはハウスメーカーが作成しています。
そして家づくりが進み、いよいよ外構にも着手するタイミングで初めて造園業者から具体的な見積もりが提示されます。
これがハウスメーカーの外構費見積もりが甘い理由です。
しかし僕はそんなハウスメーカーの内情について知る由もありません。
ハウスメーカーから出された見積もりが正確な金額だと信じ切っていました。
これから家づくりを始める方やまだ始めたばかりだという方はぜひ外構見積もりの詳しい内容についてハウスメーカーに問い合わせてみてください。
もし僕と同じように正式な金額ではない場合は見積り金額の1.5倍~2倍程度の外構費予算を確保しておくことをおすすめします。
外構はコストダウンが難しい
造園業者から出された予想を大きく超える見積り金額を前に、僕は外構プランの見直しが必要になりました。
しかし外構はコストダウンがとても難しいのです。
建物だとコストダウンするために例えば無垢の床を諦めてフローリングにしたり、キッチンのグレードを落としたりといった方法がいくつもあります。
それでも床やキッチンが無くなるわけではなく、グレードが下がるだけです。
しかし外構に関してはグレードを下げてコストダウンできる場所があまりないんです。
カーポートを付けると最低でも10万円程度かかるので、コストダウンするためにはカーポートを諦めるしかありません。
コンクリートの駐車場が高いのであれば諦めて一面砂利にするしかありません。
目隠しフェンスやウッドデッキも同様です。設置するからにはある程度まとまった費用が必要になります。
また外構というと植栽にお金がかかるのかと思っていましたが、実は植栽はそれほど高額ではありません。
つまり植栽の面積を減らしてもそれほどコストダウンにはならないんです。
少しでも外構費を抑えるために
では僕がどのようにして外構費を予算金額に近づけたのか紹介していきます。
カーポートを諦める
まず希望していた2台分のカーポートを諦めました。
これだけで20万〜30万円のコストダウンです。
どうしても必要になれば後からでも設置することができるようです。
カーポートについては他の記事で詳しく紹介しています。興味のある方は見ていただけると嬉しいです。
目隠しフェンス(板塀)を諦める
次に隣家との境界に設置しようとしていた目隠しフェンス(板塀)を諦めました。
これはなんと72万円のコストダウンです。
また境界だけでなく、坪庭を囲う予定だったフェンスも諦めることにしました。
フェンスも後から欲しいと思えば設置することは可能です。
まずはフェンス無しで生活してみようということになりました。
駐車スペースのコンクリート面積を減らす
コンクリートは面積に応じて費用がかかります。
なのでデザインを工夫してもらいなるべくコンクリートの面積が少なくなるようにしました。
僅かですがコストダウンになりました。
コンクリートの隙間には砂利や植栽をしています。
結果的に素敵な駐車スペースになって満足していますよ。
ハウスメーカーの外構見積もりは甘すぎるまとめ
記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 我が家の外構見積り金額と実際の金額
- ハウスメーカーの外構費見積もりが甘い理由
- 外構はコストダウンが難しい
- 少しでも外構費を抑えるための方法
僕は早いうちから外構費についてハウスメーカーと詳細を打ち合わせることをおすすめします。
正しい金額を把握することで、より良い家づくりに近づくと思います。
この記事が理想的な家づくりに役立てば幸いです。
それではー。