- 南側道路と北側道路どっちがいいの?
- 北側道路の土地ってデメリットが多いから安いんだよね。
- 南側道路でいい土地がなかなか見つからない…
こんにちは宗太(@sota_chokin)です。
土地選びって難しいですよね。
僕は家づくりの中で土地選びが一番難しかったと思います。
間取りや家のプランは何度も修正できますが、土地は一度決めてしまうと変更ができないですからね。
僕は2019年に子供が3歳になったタイミングで家づくりを行い、他にはない自分だけの理想の家を建てることができました。おかげさまでいくつか地方の住宅情報誌にも掲載いただいています。
家の写真はこんな感じです。
僕が購入した土地は約50坪で北側道路の土地です。
一般的に南側道路が良いとされていますが、実は北側道路の土地にもたくさんメリットがあるんです。
もちろん北側道路にはデメリットもありますが、デメリットが気にならない人にとって北側道路は狙い目ですよ。
この記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 南側道路の意外なデメリットはカーテンが開けられないこと。
- 北側道路は条件が合えば安くて開放的な土地になる
- 地方の子育て世代には北側道路がおすすめ
- 僕のおすすめは南北に長い北側道路の土地
目次
南側道路のメリット・デメリット
まずは南側道路のメリット・デメリットから紹介していきます。
メリットは皆さんご存知だと思いますが、デメリットには意外なものもありますよ。
メリット
- 南側が道路なので日当たりが良い
- 間取りのバリエーションが豊富
デメリット
- 南側のカーテンは閉めっぱなしになる
- 駐車場と庭が並んでしまう
- 土地の価格が高い
メリット1:南側が道路なので日当たりが良い
それではメリットから見ていきます。
南側道路のメリットはなんといっても日当たりが良いことです。
家の南側にしっかりとしたスペースを確保することができるので日当たりの良い家にすることができます。
メリット2:間取りのバリエーションが豊富
日当たりの確保がしやすいので間取りのバリエーションも豊富に考えられます。
多くの家が南側道路なので実例が多いのもメリットですね。
デメリット1:南側のカーテンは閉めっぱなしになる
次はデメリットも見ていきましょう。
南側道路だと南側の窓のカーテンは閉めっぱなしになることが多いです。

南側道路の家のメインの窓は当然南側に設けることになります。
しかし南側は道路に面していますね。
ですので人の目を気にしてカーテンを開けられないことが多いです。
日当たりの良い開放的な家が理想な方にとってこれは意外なデメリットになります。
デメリット2:駐車場と庭が並んでしまう
南側道路の家の配置は基本的に次の図の下側のようになります。
南側の空いたスペースに庭と駐車場を設けることになります。
このとき土地の面積が小さかったり、駐車場が2台分必要だったりすると庭の面積が小さくなってしまいます。
開放的な南側道路の土地を選んだのに、窓からはいつも駐車場の車が見えてる…ということになってしまいますね。
デメリット3:土地の価格が高い
一番のデメリットは価格が高いことです。
僕もそうでしたが日本人は「南側道路が良い」と刷り込まれています。
南側道路が人気、需要があるということです。
需要があるので同じ地域・広さの土地だと当然南側道路の方が価格が高くなります。
北側道路のメリット・デメリット
次に北側道路のメリット・デメリットを紹介していきます。
ポイントはデメリットの部分を許容できるかどうかです。
デメリットが気にならない人にとって北側道路は掘り出し物が見つかるおすすめの土地ですよ。
メリット1:南側が住宅だとカーテンを開けっ放しでもOK
僕が購入した北側道路の土地のレイアウトは次のようになります。
僕の家の南側には庭を挟んで住宅があります。
この住宅の僕の家側は「北」になるのでほとんど窓はありません。
つまり、僕の家の南側の窓は常にカーテンを開けていても人の目が全く気にならないんです。
日当たりが良いけどカーテン閉めっぱなしの南側道路と、いつもカーテンを開けお気に入りの庭を眺めながら生活できる北側道路どちらがいいですか?
メリット2:駐車場と庭を分けることができる
もう一度、僕の土地のレイアウトを見てみましょう。
家の南側に庭があり、北側には駐車場があります。
南北に長い北側道路ならこのように庭と駐車場を分けることができます。
駐車場に雰囲気を崩されない素敵な庭をつくることができます。
庭づくりにこだわりがある方におすすめです。
メリット3:土地の価格が安い
北側道路は人気がありません。
人気がない分、南側道路よりも価格が安いことが多いです。
僕が土地を購入した地域では北側と南側では100万円近い差があったと思います。
デメリット:南側が住宅になることが多いので日当たりが悪い
北側道路唯一の、そして最大のデメリットが日当たりの悪さです。
南側に住宅が建てられることが多いので日当たりは当然悪くなります。
ただ日当たりは家のプランを工夫すればかなり改善が可能です。
まず1つ目の工夫は家の南側に少し大きめの庭を設けることです。
こうすることで自分の家と南側の家との間に空間が生まれ、太陽の光が入りやすくなります。
我が家の庭の南北の長さは約4mです。
これで十分日当たりを確保できています。
もう1つの工夫は吹き抜けにすることです。
僕はリビングを吹き抜けにしました。
こうすることで2階の窓から常に日当たりを確保することができますよ。
地方の子育て世代に北側道路がおすすめな理由
僕は地方在住で3歳の子供を育てています。
実際に北側道路の土地に住んでみて地方の子育て世代にこそ北側道路がおすすめだと感じています。
そう感じる理由は次のとおりです。
- 同じ立地なら北側のほうが価格が安い
- 同じ価格なら北側のほうが良い立地を選べる
- 駐車場と庭を分けることができる
- 人通りを気にすること無く開放的に暮らせる
同じ立地なら北側のほうが価格が安い
一般的に北側道路は南側道路よりも土地の価格が安いです。
全く同じ立地ならほぼ間違いなく北側道路が安いと思います。
土地の価格を抑えて、その分貯蓄に回したり家のグレードを上げたりできますよ。
同じ価格なら北側道路のほうが良い立地を選べる
北側道路は南側道路よりも土地の価格が安くあまり人気もありません。
つまり北側道路に絞って土地を探せば、南側道路と同じ価格でも南側道路より良い立地の土地が見つかる可能性が高いです。
また良い立地でも空きが見つかることも多いです。
人気の学区の南側道路の土地はすぐに売れていきますが、北側道路なら意外と残っているかもしれませんよ。
道路から離れた安全な庭で子供が遊ぶことができる
北側道路は駐車場と庭を分けて作ることができます。
このとき庭は家の南側、つまり家と家に挟まれた土地に設けることになります。
道路に面していないので子供を思い切り安全に遊ばせることができます。
南側道路だと庭と駐車場が道路に面してしまうので、子供だけで遊ばせるのは不安になります。
我が家の庭は家と家に挟まれているので一日中人の目を気にせず、安全に子供が遊ぶことができています。
せっかくのマイホームなので、子供が自由に走り回れる安全な庭を作ってあげたいですよね。
僕のおすすめは南北に長い北側道路の土地
ここまでの話をまとめて、僕がおすすめするのは「南北に長い北側道路の土地」です。
この土地のメリットは次のとおりです。
- 北側道路なので安い。
- 駐車場と庭を分けることができる。
- 家と家の間に庭を作ることができるので日当たりが確保できる。
- 南側は窓のない住宅になるので一日中カーテンを開けて開放的に暮らせる
北側道路の土地に実際に住んでみて、南側道路よりもおすすめだと感じる理由まとめ
この記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 南面道路の意外なデメリットはカーテンが開けられないこと。
- 北側道路は条件が合えば安くて開放的な土地になる
- 地方の子育て世代には北側道路がおすすめ
- 僕のおすすめは南北に長い北側道路の土地
みなさん一度北側道路のデメリットを許容できるか考えてみてください。
許容できる方はお得な北側道路の土地を探してみてくださいね。
それではー。