- 収納スペースをどれだけ用意すればいいか不安になる
- 各部屋に細かく収納スペースを作ったほうが片付く?
- そもそも片付けが苦手だ…
こんにちは宗太(@sota_chokin)です。
家づくりを行う上で「収納」はとても大事な要素ですよね。
せっかくこだわって建てた家もいつも散らかっていては台無しです。
そこで多くの方ができるだけ多くの収納スペースを作っておこうと考えてしまいます。
しかし僕は収納スペースは多ければいいというものでは無いと思っています。
僕は2019年に子供が3歳になったタイミングで家づくりを行い、他にはない自分だけの理想の家を建てることができました。おかげさまでいくつか地方の住宅情報誌にも掲載いただいています。
家の写真はこんな感じです。
我が家の収納計画はほとんど妻がしてくれたんですが、何度も建築士に要望を伝えてはプランを作り直してもらいました。
最終的に我が家の主な収納スペースは5畳の収納部屋1つとなりました。(寝室の布団用クローゼットを除く)
この間取り図の1階中央にあるのが収納部屋です。
収納スペースを部屋1つにまとめたことでいつも部屋を簡単にきれいに保つことができています。
この記事では大きな収納部屋のメリットを詳しく紹介していきます。
記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 我が家の収納スペースは「大きく・少なく」
- 収納部屋以外の部屋をいつもきれいに保つことができる
- 収納場所が1つだと日々の片付け時間を短縮できる
- 大きな収納部屋は来客時の「隠し場所」にもなる
- 収納部屋は「1階の中心」に作ろう
目次
我が家の収納スペースは「大きく・少なく」
我が家の主な収納スペースは5畳の収納部屋1つです。
この部屋には下記のように日々の生活に必要なものをほとんど収納しています。
- 食料品
- ティッシュや洗剤などの日用品
- ペンやハサミなどの文具
- 書類(保育園や行政からの案内等)
- 夫婦の衣服
- 夫婦の細々とした私物
- 筋トレ用ダンベルとインクラインベンチ
- 捨てる前のゴミ袋やダンボール
- ルンバ
このようにほとんどの物をこの部屋に収納しています。
なので他の部屋には細かな収納スペースは設けていません。
トイレの棚は板一枚です。よくある収納棚はありません。
洗面台下も解放されています。
リビングにも造作棚はありません。


収納スペースが無いので各部屋がとてもスッキリしています。
不要な造作費用も節約することができました。
妻が必死に考えてくれたこの収納部屋は、シンプルにスッキリ暮らすために必要不可欠なものになりました。
大きな収納部屋のメリット
実際に生活する上でも大きな収納部屋にメリットをたくさん感じています。
それではこの部屋のメリットを3つ紹介していきますね。
メリット1:収納部屋以外の部屋はいつも片付いてる
収納部屋がひとつだと他の部屋に物が散らかるのを防ぐことができます。
例えば買い物して帰ったとき、みなさんは荷物をどこに置きますか?
ついリビングやキッチンに置いてしまう人が多いのではないでしょうか?
我が家では買い物から帰ると荷物は全て収納部屋に置いています。
玄関から収納部屋は直接アクセスできるので全く苦じゃありません。
これで普段生活するリビングやキッチンに物が散らかることを防ぐことができます。
そもそも物を持ち込まないので散らかる可能性がぐっと減るんです。
洋服も同じです。
夫婦の衣服は全て収納部屋にあるので当然着替えるのも収納部屋です。
リビングで脱ぎ着することがないので服が散乱することがありません。
もちろん収納部屋はきちんと片付けないと直ぐに散らかってしまします。
しかし散らかるのは家の中で収納部屋だけです。
収納スペースが家中にあると片付ける場所が増えてしまうので、結果手が回らず家が散らかってしまうのです。
メリット2:部屋がひとつだと日々の片付け時間を短縮できる
収納場所がひとつだと毎日の片付けがとってもラクです。
いくつも収納する場所があると何をどこに片付けるか考えて分類する手間が発生しますよね。
部屋がひとつだとその必要が全くありません。
何でもまずは収納部屋に運んでしまってから、あとはそれぞれの場所に収納していけばいいのです。
衣服も日用品もまとめて一箇所に運ぶのでとても時間短縮になります。
また掃除の手間を省くこともできます。
収納場所=物の出し入れをする場所なのでどうしてもゴミやホコリが溜まってしまいます。
各部屋に収納場所を作らないことでゴミが溜まりにくくなるということです。
メリット3:来客時の「隠し場所」にもなる
大きな収納部屋は急な来客時にも効果を発揮します。
家の荷物をとにかくこの部屋に押し込めばあっというまに家がきれいになります。
このとき部屋が大きければダンボールや子供用の大きなおもちゃなんかもどんどん押し込むことができます。
家の中に「隠し場所」があると何かと便利ですよ。
大きな収納部屋のデメリット
大きな収納部屋にもデメリット、というか課題があります。
それは土地が狭い場合、別の部屋を1つ諦める必要があるということです。
家中の物を1つの部屋に収納するので最低でも4畳、できれば6畳くらいのスペースが欲しいところです。
こうなるとよほど広い土地でない限り何か1つ別の部屋を諦める必要が出てきます。
我が家の場合、できれば欲しかった僕の書斎や妻のママスペースを諦めました。
僕の筋トレアイテムを収納部屋に置いているのはこのためです…
それでも家全体のことを考えると収納部屋を作っておいてよかったと思っていますよ。
大きな収納部屋は1階のできるだけ中心に作ろう
大きな収納部屋を作る際のポイントを紹介します。
必ず1階のできるだけ中心に作るようにしましょう。
家中の物を収納する場所なのでどこからでもアクセスしやすい必要があるからです。
これを2階に作ってしまうとそもそも収納部屋に行くのが億劫になり、きっとリビングや玄関に物が溜まってしまうと思います。
我が家の収納部屋は玄関とキッチンの両方からアクセスできるように設計してもらいました。
こうすることで帰宅時も生活中も自然と部屋に物を片付けることができています。
家の収納は「1階に大きな収納部屋」を作ればうまくいく記事まとめ
記事の内容をまとめると次のとおりです。
- 我が家の収納スペースは「大きく・少なく」
- 収納部屋以外の部屋をいつもきれいに保つことができる
- 収納場所が1つだと日々の片付け時間を短縮できる
- 大きな収納部屋は来客時の「隠し場所」にもなる
- 収納部屋は「1階の中心」に作ろう
家雑誌やTV番組などを見ていると「こんなところにも収納が!」みたいな場面をよく見ます。
知らないうちに収納は多ければ多いほどいいと刷り込まれているのかもしれませんね。
是非一度自分にとっての理想の収納を考えてみてください。
そのとき「1階の大きな収納部屋」プランも参考にしてみてくださいね。
それではー。